QUARD Philosophy クオードの考え方

本気で自ら

夢中になれることがある。
本気で挑めることがある。
子どもでも大人でも、学びでも遊びでも、
本気で挑むことで私たちは成長し、
自らの可能性を切り拓いていくことができる。

クオードは、生徒たちが前向きに学び、本気で挑む姿勢を育みます。
勉強を「嫌なもの」「大変なもの」と感じる小中学生は多いものです。それはどこかでつまずき苦手意識がついてしまったからかもしれませんし、学びの楽しさを感じる機会が少ないからかもしれません。
ですからクオードに通う生徒たちには、まずクオードで学びの楽しさを知り、筋のよい基礎力と勉強のやり方を身に付けてほしいと考えています。
「なるほど!」と納得する楽しさや、「こうかも!?」と試行錯誤するワクワク感、そして「分かった!」「できた!」という達成感を、できるだけたくさん感じてほしい。
時にはその過程で、うまくいかないこと、悔しい思いをすることもあるかもしれません。でも、そんな経験も先生や仲間と共にひとつひとつ乗り越えて、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。小さな成功体験の積み重ねが自信を生み、自信はさらなる成長への意欲に繋がります。

また、学年が進むにつれ、生徒たちは仲間と切礎琢磨しながら学力を伸ばし、それぞれの目標を見つけていきます。その大きな節目が高校入試。15歳という多感な時期、様々な葛藤や誘惑とも戦いながら、クオードの生徒たちは目標に向かい本気で挑み、高校入試を大きな成長の機会にして、更に自分を高めることができる次のステージへ進んでいきます。そういう場を生む経験が塾の文化として蓄積されていること。それがクオードの大きな強みです。

学びに顔とび心を。

楽しくて、つい笑ってしまう。
楽しくて、つい夢中になる。
笑顔は、前向きな気持ちを生み出す原動力。
前向きな姿勢が周囲を巻き込み活力を生んで、
驚くほど大きな成果をもたらしてくれる。

クオードは、校舎にも教師にも授業にも、笑顔と遊び心があふれています。
進学塾で「笑顔と遊び心」と聞くと、不思議に思う方もいるかもしれません。もちろんクオードの授業では、集中すべきときにはみな真剣に取り組みますし、学年に応じた適切な量の家庭学習にも取り組んでもらいます。けれど私たちは、その授業が無味乾燥なものだったり、その家庭学習が詰込み型のやらされる勉強に留まっていては本当の意味での学力、自ら考える姿勢を引き出すことはできないと考えています。
与えられた課題に答えを出せば評価される時代はすでに終わり、学びの場でも入試問題が、定期テスト問題が、知識の詰込みでは高得点が狙えない良質な問題に変化しています。各教科の基礎を身に着けるための反復演習自体は大切で否定されるものではありませんが、そこに留まること、勉強とはそういうものだと誤解することが、これからの生徒にとって避けるべきことだと考えています。勉強とはもっと深みがあり、広がりがあるもので、だからこそ生徒たちの自ら考える姿勢を引き出さなければなりません。

クオードの楽しさや遊び心は、前向きな気持ちと安心して学べる居心地の良さを生み出すだけでなく、知的好奇心をくすぐり、自分の頭で考え、あれこれ工夫や議論をする土壌をつくるために存在します。笑顔があふれる環境だからこそ、生徒たちの学力を大きく伸ばすことができるのです。

日々の学習

課題と単元別テスト

クオードでは各教科の授業の最後に、次回の授業までに家庭で取り組む「課題(宿題)」が出されます。また各教科、数か月に1度、それまで習った内容の定着度を測る「単元別テスト」を実施しています。これらは学習内容の定着を図るために行っているものですが、同時に生徒たちの勉強のやり方を整えるための手段でもあります。
小学校低学年のうちは、家で机に向かう習慣をつけることが最優先。小学校の宿題も集中して取り組めば短い時間で終わるものが多く、きちんと取り組めている生徒も多いと思います。しかし、学年が上がるにつれ、学ぶ内容は徐々に難しく抽象的になっていきます。本来はそれに合わせて、生徒たちの家庭学習もより腰を据えたものになっていく必要があるのですが、その切り替えはそう簡単ではありません。低学年のときと同じような取り組み方をしていると、少しずつ理解が曖昧な内容が増え、いつの間にか苦手な単元や教科ができてしまうことも多く見られます。

「内容は二の次で、とにかくパパっと終わらせたがる」「ちょっと分からないことがあると固まってしまう」「ちゃんとやっている、できているというポーズを取りたがる」この時期の小学生によく見られる姿ですし、頭ごなしに注意をしても中々うまくはいかないものでもありますが、そのままにしておくのは心配です。

生徒たちの性格はそれぞれ違うため「正解」があるわけではありません。ですからクオードの教師は生徒ひとりひとりとコミュニケーションをとり、生徒の性格や現状を確認しながら家庭学習やテストに向けたアドバイスを行います。よい準備ができてテストでよい結果を出せた生徒がいれば共に喜び、ちょっと手が抜けて悔しい思いをした生徒がいれば共に悔しがり次に向けた作戦を練ります。生徒たちには成功体験(と、ちょっとした失敗体験)を積み重ねて、どんなふうに取り組めば成果が出るのかを知ったうえで、自ら工夫をして勉強に取り組めるようになってほしいと考えています。
クオードでは課題と単元別テストを通し、「こなす」勉強から「できるようにする」勉強へ、生徒たちの勉強のやり方を整えていきます。

正解までの距離

「基本問題はできるけれど応用問題は苦手。」「文章題が苦手。」そう感じる生徒は多いものです。これはその生徒が「正解までの距離」が遠い問題になると、最後まで思考できないことが原因の一つと考えられます。
具体的には、計算問題や知識問題など「この答えはこれ」「この問題はこう解く」とすぐに答えにたどり着ける問題にばかり慣れ、すぐに答えや解法が見えないと「分からない」「無理」「習ってない」と思考を放棄してしまう状況です。出題者としては「ここにはこう書いてある、でもここでこういうことも言っている。聞かれているのはこういうことだから、この場合はこう考えるべきだろう。」などと考えてほしいわけですが、その「思考の長さ」に耐えられない状況です。
この状況に陥らないためには適切な声掛けや誘導が必要です。基礎的な知識が抜け落ちた状態では考えることができませんから、そこはしっかり定着させる。そのうえで、生徒の思考を促し、試行錯誤させる。教えすぎても、型に嵌めすぎてもよくありません。効率的に正解にたどり着くことのみを目的にせず、時には間違え頭を悩ませることも有益です。

クオードの授業では生徒たちが自分の頭で考える時間を大切にします。教師と生徒があるいは生徒同士が解法や考え方を議論するなかで素晴らしいアイディアが生まれクラス全員で感嘆する、といったこともよく起こります。
こういった授業は生徒たちにとっても楽しいものですし、その中で生徒たちが対応できる「正解までの距離」を少しずつ伸ばしていきたいと考えています。

定期テスト

学年順位が発表される定期テストは学習内容の定着度を測るとともに、自身の学力を相対的に意識する機会になります。中1最初の定期テストやそれに続く数回のテストの結果によって、今後の目標や学習意欲が左右される生徒は多いものです。
その定期テストについて押さえておきたいことは「テストの難易度は中学校によって異なる」という点です。学校で配布されるワークとほぼ同じ問題がテストに出題されるなど、比較的得点を取りやすい問題を出す中学校においては90点前後の得点も多く見られます。一方で最近は高校入試を意識した形式で「思考」「表現」する力を見る良間を出題する学校も増えてきています。こういった学校では全体の平均点が50点前後になることもあり、通り一遍の勉強で高得点を取ることが難しくなっています。

難易度が高めの問題を出題する学校においては直前の付け焼刃的な勉強だけでは高得点が狙えませんから、日ごろから良く教科書に向き合い、知識の暗記に留まらずなぜそうなるかを考え自分の言葉で説明できるよう準備が求められます。一方で比較的簡単な問題が出題される学校では、定期テストではある程度の点を取ることができるものの、その結果勉強を表面的に捉えてしまう可能性もあり、定期テストは解けるけど入試では得点が伸びない、というリスクが潜みます。

いずれにしても、定期テストでいい結果を取りたい、という前向きな気持ちを育むこと、日ごろから筋良く勉強し力をつけておくこと、教科書内容をよく読み込み結論だけでなく因果関係を含め納得しながら学ぶことが大切です。クオードでは日ごろの授業に加え、中1生対象の学習法説明会、テスト前の学習指示や勉強会などを通し、定期テストでよい結果を出せるよう生徒たちをしっかりとサポートします。

難関高対策

令和5年度入試において、公立トップ校である千葉高とそれに続く人気高の千葉東高では、全県共通の学力検査に加え「思考力を問う問題」が出題されます。また渋谷幕張、市川、昭和秀英などの県内難関私立高校では難易度が高い入試問題を出題されています。千葉県において公立私立のトップ校を目指すためには基礎の定着に留まらず早い段階からいわゆる応用問題への適性をつけていく必要があります。
クオードでは日々の授業に加え、これら難関高校の合格を目指す生徒に向けた模試や特訓講座を用意しています。中1や中2の段階で参加できるものもありますので、ぜひ積極的に活用しましょう。

駿台テスト中1~中3
首都圏の最難関高校志望者が多く受験する模擬試験です。普段のテストでは確認できない、難易度の高い問題への適応力や、高い受験層の中での立ち位置を確認することができるほか、今後目標とする問題のレベル感を知る上でも貴重な機会です。
ハイレベル講座中1~中3
通常授業だけでは十分にフォローしきれない内容を学び演習を通して定着させるオプション講座です。
秀英模試/市川模試中3
首都圏難関私立高校に最大の合格者数を誇る早稲田アカデミーと千葉県の入試に精通したクオードが共催する模擬試験です。昭和秀英高、市川高の入試問題を研究し、現状の立ち位置を確認するとともに合格に向けた課題を明確にします。

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