「理」の部首は、なぜ「おうへん」とともに「たまへん」と
も
呼ぶのか。どっから見ても「たま」じゃないのに!?
皆さん、「理」の部首は「おうへん」ですよね。でも「たまへん」とも呼ばれます。
それはなぜでしょう。実はもともとは「玉」には点がついていなかったのです。「王(オウ)」の方は真ん中の横棒が、若干上に書かれていて、「玉」の方は真ん中に書かれているものでした。これだと読み間違いが生じるので「タマ」の方に点をつけたのです。そこで面白いことが起こります。漢和辞典ではなんと「玉」という漢字は「王」の部首の「0画」となっています。点がついていれば「王」の1画なのですが、この点は区別するためにつけた点なので数えないということなんですね。その証拠に「宝」の旧字体(昔の漢字)は寶です。「王」が旧字体の中に入ってます。
【謎の教師のプロフィール】
時々クオードちはら台に出没するらしい。
国籍、年齢等一切の詳細は不明。どうでもよい知識に詳しいとの噂は巷で流れているもよう。
中学準備講座のお申込みはこちらから!