ちはら台校謎の教師からのちょっと役立つ豆知識④

2026年は60年ぶりの丙午出生数は下がる?

2025年を迎えましたが、今年は巳年ですね。

巳年に限らず干支(えと)は12年に1回訪れるものなのですが、実はこの干支ということばは、十干十二支(じっかんじゅうにし)からきております。10種類の十干(甲(きのえ),乙(きのと),丙(ひのえ),丁(ひのと),戊(つちのえ),己(つちのと),庚(かのえ),辛(かのと),壬(みずのえ),癸(みずのと))と12種類の · 十二支:子(ね),丑(うし),寅(とら),卯(う),辰(たつ),巳(み),午(うま),未(ひつじ),申(さる),酉(とり),戌(いぬ),亥(い))の組み合わせによって表します。

最初は十干の最初の「甲」と十二支の最初の「子」の組み合わせで「甲子(きのえね)、次が2番目どうしの組み合わせで「乙丑(きのとうし)」以下、「丙寅(ひのえとら)・・・と続き、10番目が「癸酉(みずのととり)」となります。11番目は十干は最初に戻り「甲」そして十二支は11番目の「戌」で「甲戌(きのえいぬ)」となります。この順番で進むと最初の「甲子」のもどるのは何年目になるでしょう?10と12の最小公倍数である60となりますね。だから、生まれた年の十干十二支でいう年は暦が1周してやっと同じ年を迎えるのです。だから60歳が「還暦」。ということで、今年は、乙巳(きのとみ)となります。

ここで、古くから伝わる丙午(ひのえうま)の伝説についてお話しします。日本には「夜に口笛を吹くと蛇が出る」などいろいろな古くから伝えられる良からぬ伝説、迷信がありますが、同様に丙午生まれの女性は「気性が激しく夫の命を縮める」などの迷信があります。もちろんそんなことがあったら大変なことなのですが、これは江戸時代に恋人に会いたい一心で放火事件を起こし火刑に処されたとされる「八百屋お七」が丙午生まれとされることからくるようです。(他にも諸説ありますが)2026年は丙午の年です。過去1906年(明治39年)、は前年より出生数が4%減、1966年(昭和41年)はなんと25%減となっており、果たしてどうなることでしょうか?単なる迷信なんですけどね。

【謎の教師のプロフィール】

時々クオードちはら台に出没するらしい。

国籍、年齢等一切の詳細は不明。どうでもよい知識に詳しいとの噂は巷で流れているもよう。

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