【前回に引き続き十干十二支について】
前回に引き続き「十干十二支」についての話です。おさらいです。
最初は十干の最初の「甲」と十二支の最初の「子」の組み合わせで「甲子(きのえね)、次が2番目どうしの組み合わせで「乙丑(きのとうし)」以下、「丙寅(ひのえとら)・・・と続き、10番目が「癸酉(みずのととり)」となります。11番目は十干は最初に戻り「甲」そして十二支は11番目の「戌」で「甲戌(きのえいぬ)」となります。この十干十二支の組み合わせよ~く見てみると、甲子(きのえね)という漢字で何か思い浮かびませんか?そう高校野球の全国大会が実施される野球場、そして阪神タイガースの本拠地「阪神甲子園球場」です。ちなみにこの甲子園球場は「大阪府」にあるとよく思われがちですが、実は「兵庫県西宮市」にあります。完成した年が1924年(大正13年)。この年が「甲子」だったんですね。
そして、歴史における出来事にもこれが反映されているものが、「甲午農民戦争」「戊辰戦争」「壬申の乱」「辛亥革命」などいずれも「甲午(きのえうま)」「戊辰(つちのえたつ)」「辛亥(かのとい)」となります。他にも何かあるか探してみるのもよいですね。また自分の生まれた年を十干十二支でいつになるのかも調べてみても面白いですね。

【謎の教師のプロフィール】
時々クオードちはら台に出没するらしい。
国籍、年齢等一切の詳細は不明。どうでもよい知識に詳しいとの噂は巷で流れているもよう。
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